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最近、Claude CodeやCursor、GitHub Copilot CLIといったAI開発ツールが大きな話題になっています。AIにコードを書いてもらったり、ターミナルから自然言語で指示を出してプログラムを作ったりできる、まさに革命的なツールです。
「さっそく使ってみたい!」
と思ってインストールしようとすると、こんなメッセージに遭遇します。
Node.js is required to run Claude Codenpm: command not foundNode.js v18 or higher is requiredNode.js。名前は聞いたことがあるけれど、何なのかよくわからない。そんな方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Claude Codeなどの最新AI開発ツールを使い始めるための前提知識として、Node.jsとは何か、なぜ必要なのかをわかりやすく解説し、Windows・Macそれぞれのインストール手順をステップバイステップで紹介します。
プログラミング完全未経験の方でも大丈夫です。一緒に準備を整えましょう。
JavaScriptをパソコン上で動かすための実行環境です。
JavaScriptは、もともとブラウザの中だけで動くプログラミング言語でした。Webサイトにアニメーションをつけたり、ボタンをクリックしたときの動きを作ったりするための言語です。
ところが2009年にNode.jsが登場し、状況が大きく変わりました。Node.jsのおかげで、JavaScriptがブラウザの外、つまりパソコン上で直接動かせるようになったのです。
1【Node.js登場前】
2JavaScript → ブラウザの中でしか動かない
3
4【Node.js登場後】
5JavaScript → ブラウザでも動く
6 → パソコン上でも動く(Node.jsのおかげ)
7 → サーバーでも動く(Node.jsのおかげ)JavaScriptを「魚」に例えてみましょう。
Node.jsによって、JavaScriptは水槽(ブラウザ)の外に出て、パソコンの世界で自由に活動できるようになりました。
Node.jsが使われている場面は非常に幅広いです。
現在、Node.jsは世界で最も広く使われている開発プラットフォームの一つです。
Claude Codeは、Anthropic社が提供するAIコーディングアシスタントです。ターミナルから使うCLI(コマンドラインインターフェース)ツールで、自然言語で指示を出すとコードの生成・編集・実行をしてくれます。
このClaude Code自体がNode.jsで作られています。
つまり、Claude Codeを動かすためには、その「土台」であるNode.jsがパソコンにインストールされている必要があるのです。
1【Claude Codeの構造】
2
3あなたの指示 → Claude Code(Node.jsで動いている)→ AIが応答
4 ↑
5 Node.jsが必要!Claude Codeだけでなく、多くのAI開発ツールがNode.jsエコシステムの上に構築されています。
| ツール | 用途 | Node.js必要? |
|---|---|---|
| Claude Code | AIコーディングアシスタント | 必要 |
| npm各種パッケージ | 開発ライブラリ | 必要 |
| Create Next App | Webアプリ作成 | 必要 |
| Vite | 開発サーバー | 必要 |
| ESLint / Prettier | コード品質ツール | 必要 |
Node.jsをインストールしておけば、これらのツールすべてが使えるようになります。最初の一歩として、Node.jsを入れておくのは非常にコスパの良い投資です。
JavaScriptのパッケージマネージャーです。
「パッケージ」とは、誰かが作って公開してくれたプログラムの部品(ライブラリやツール)のことです。「パッケージマネージャー」は、それらを簡単にインストール・管理できる仕組みです。
npmを「開発者向けのアプリストア」と考えるとわかりやすいです。
App Storeで「LINE」を検索してインストールするように、npmでは「claude-code」のようなツールをコマンド一つでインストールできます。
1# npmでClaude Codeをインストールする例
2npm install -g @anthropic-ai/claude-codenpm = Node Package Manager
名前の通り、Node.jsのパッケージを管理するツールです。Node.jsをインストールすると、npmも自動的に一緒にインストールされます。別途インストールする必要はありません。
npmには200万個以上のパッケージが公開されています。世界最大のソフトウェアレジストリ(公開場所)であり、ほとんどのJavaScript/Node.jsの開発はnpmのパッケージを活用して行われています。
それでは、実際にNode.jsをインストールしていきましょう。まずはWindowsの手順です。
ブラウザで以下のURLにアクセスします。
1https://nodejs.org/Node.jsの公式サイトが表示されます。
トップページに2つのダウンロードボタンが表示されます。
必ずLTS版を選んでください。 LTSは「長期サポート版」という意味で、安定性が保証されています。開発ツールを安定して使いたい場合は、常にLTSを選ぶのが鉄則です。
「Download Node.js (LTS)」ボタンをクリックすると、Windowsインストーラー(.msiファイル)がダウンロードされます。
ダウンロードした .msi ファイルをダブルクリックして、インストーラーを起動します。
1. Welcome画面 --- 「Next」をクリック
2. ライセンス画面 --- 同意にチェックを入れて「Next」
3. インストール先 --- デフォルトのままで「Next」
4. カスタムセットアップ --- デフォルトのままで「Next」
5. Tools for Native Modules --- チェックは入れなくてOK。「Next」をクリック
6. インストール --- 「Install」をクリック
インストールが始まります。管理者権限の確認が表示されたら「はい」をクリックしてください。
Node.jsのインストーラーは、自動的にPATH(パス)を設定してくれます。PATHとは、ターミナルからコマンドを実行するときに「そのプログラムがどこにあるか」をパソコンに教える設定です。
通常は自動で設定されますが、もし node コマンドが認識されない場合は、以下を確認してください。
1. Windowsキーを押して「環境変数」と検索
2. 「システム環境変数の編集」を開く
3. 「環境変数」ボタンをクリック
4. 「Path」を選択して「編集」
5. 以下のパスが含まれているか確認:
C:\Program Files
odejs\
6. なければ「新規」で追加して「OK」
重要:環境変数を変更したら、ターミナルを一度閉じて開き直してください。 開きっぱなしのターミナルには変更が反映されません。
新しくターミナル(コマンドプロンプトまたはPowerShell)を開いて、以下のコマンドを実行します。
1node --version1v22.14.0のようにバージョン番号が表示されれば成功です(バージョン番号はインストール時期によって異なります)。
続けて、npmも確認します。
1npm --version110.9.2こちらもバージョン番号が表示されればOKです。
Macでのインストール方法を2つ紹介します。
Windowsと同様に、公式サイトからインストールできます。
1. ブラウザで https://nodejs.org/ にアクセス
2. LTS版の「Download Node.js (LTS)」をクリック
3. macOS用のインストーラー(.pkgファイル)がダウンロードされる
4. ダウンロードしたファイルをダブルクリック
5. 画面の指示に従って「続ける」→「インストール」
6. パスワードを入力してインストール完了
Macでの開発ではHomebrew(ホームブルー)というパッケージマネージャーがよく使われます。Homebrewが入っている方は、こちらの方法が便利です。
ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します。
1/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"画面の指示に従ってインストールを進めてください。
Homebrewが使える状態で、以下のコマンドを実行します。
1brew install nodeこれだけでNode.jsとnpmがインストールされます。Homebrewの良いところは、アップデートも簡単なことです。
1# Node.jsを最新版に更新したいとき
2brew upgrade nodeターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します。
1node --version1v22.14.01npm --version110.9.2バージョン番号が表示されれば、インストール成功です。
バージョンの確認だけでなく、実際にNode.jsが正しく動くかも確認してみましょう。
ターミナルで node とだけ入力してEnterを押すと、REPL(対話モード)が起動します。
1nodeすると、プロンプトが > に変わります。ここにJavaScriptのコードを直接入力できます。
1> console.log("Hello, Node.js!")
2Hello, Node.js!
3> 1 + 2
43
5> "Claude" + " " + "Code"
6'Claude Code'REPLを終了するには、.exit と入力するか、Ctrl + C を2回押します。
1> .exitテキストエディタ(メモ帳やVS Codeなど)で以下の内容のファイルを作成してみましょう。
1// hello.js
2const message = "Node.jsが正常に動いています!";
3console.log(message);
4
5const now = new Date();
6console.log(`現在時刻: ${now.toLocaleString("ja-JP")}`);ファイルを hello.js という名前で保存し、ターミナルでそのファイルがある場所に移動して実行します。
1node hello.js1Node.jsが正常に動いています!
2現在時刻: 2026/2/22 15:30:00このように表示されれば、Node.jsは完璧に動いています。
Node.jsのインストールが終わったら、npmの基本的な使い方を覚えましょう。Claude Codeをはじめとするツールのインストールに必要です。
パソコン全体で使えるようにインストールする方法です。Claude Codeのように、どこからでも使いたいツールはグローバルインストールします。
1# グローバルインストール(-g オプション)
2npm install -g @anthropic-ai/claude-code-g は「global(グローバル)」の略です。
1# グローバルにインストールされたパッケージの一覧を確認
2npm list -g --depth=0特定のプロジェクト内だけで使えるようにインストールする方法です。プロジェクト開発では、こちらが基本になります。
1# プロジェクトフォルダに移動
2cd my-project
3
4# ローカルインストール(-g なし)
5npm install expresspackage.json は、プロジェクトの情報やインストールしたパッケージの一覧が記録されるファイルです。いわばプロジェクトの設計図です。
新しいプロジェクトを始めるときは、npm init コマンドで package.json を作成します。
1# 新しいプロジェクトを始める
2mkdir my-project
3cd my-project
4
5# package.json を作成(質問に答えていく)
6npm init
7
8# 質問をスキップしてデフォルトで作成する場合
9npm init -ynpm init -y で作成される package.json はこんな感じです。
1{
2 "name": "my-project",
3 "version": "1.0.0",
4 "description": "",
5 "main": "index.js",
6 "scripts": {
7 "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
8 },
9 "keywords": [],
10 "author": "",
11 "license": "ISC"
12}npm install でパッケージをインストールすると、node_modules というフォルダが自動的に作られます。ここにパッケージの実体が保存されます。
1my-project/
2├── node_modules/ ← パッケージがここに入る
3│ ├── express/
4│ ├── ...
5├── package.json ← パッケージの一覧(設計図)
6└── package-lock.json ← パッケージのバージョンを固定する重要なポイント:
node_modules はサイズが大きくなるため、Gitにはコミットしないのが一般的ですpackage.json だけを渡せばOKnpm install を実行するだけで、必要なパッケージがすべてインストールされます1# package.json に基づいてすべてのパッケージをインストール
2npm install| コマンド | 説明 |
|---|---|
npm init -y | プロジェクトを初期化 |
npm install パッケージ名 | パッケージをローカルインストール |
npm install -g パッケージ名 | パッケージをグローバルインストール |
npm install | package.jsonの全パッケージをインストール |
npm uninstall パッケージ名 | パッケージを削除 |
npm list --depth=0 | インストール済みパッケージ一覧 |
npm update | パッケージを更新 |
Node.jsを長く使っていくと、「プロジェクトAではNode.js 18、プロジェクトBではNode.js 22を使いたい」という場面が出てきます。
そんなときに便利なのがバージョン管理ツールです。
最も有名なNode.jsバージョン管理ツールです。
1# 複数のバージョンをインストールできる
2nvm install 18
3nvm install 22
4
5# バージョンを切り替える
6nvm use 18 # Node.js 18に切り替え
7nvm use 22 # Node.js 22に切り替え
8
9# インストール済みバージョンの一覧
10nvm lsnvm をそのまま使えるnvm-windows という別のツールを使う(https://github.com/coreybutler/nvm-windows)最近人気が出ているバージョン管理ツールです。プロジェクトごとにNode.jsのバージョンを自動で切り替えてくれるのが特徴です。
1# Voltaのインストール(Mac/Linux)
2curl https://get.volta.sh | bash
3
4# Node.jsのインストール
5volta install node@22
6
7# プロジェクトにバージョンを固定
8volta pin node@22最初はバージョン管理ツールなしでOKです。 公式サイトからLTS版をインストールするだけで十分です。
複数のプロジェクトを扱うようになって、バージョンの違いで困ったときに導入を検討すれば大丈夫です。まずはNode.jsを使い始めることが大切です。
Node.jsのインストールでつまずきやすいポイントをまとめました。
node コマンドが認識されない1node --version
2# 'node' is not recognized as an internal or external command
3# または
4# command not found: node原因: PATHが正しく設定されていない
対処法(Windows):
1. ターミナルを閉じて、新しく開き直す
2. それでもダメな場合は、パソコンを再起動する
3. それでもダメな場合は、環境変数のPATHに C:\Program Files
odejs\ を手動で追加する
対処法(Mac):
1. ターミナルを閉じて、新しく開き直す
2. 以下のコマンドでPATHを確認する:
bash
echo $PATH
3. Node.jsのパスが含まれていない場合は、シェルの設定ファイルに追加する:
bash
# zshの場合(macOS標準)
echo 'export PATH="/usr/local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
1npm install -g @anthropic-ai/claude-code
2# Error: EACCES: permission denied原因: グローバルインストール先のフォルダに書き込み権限がない
対処法:
方法A:npmのグローバルインストール先を変更する(推奨)
1# npmのグローバルディレクトリを変更
2mkdir ~/.npm-global
3npm config set prefix '~/.npm-global'
4
5# PATHに追加(zshの場合)
6echo 'export PATH="$HOME/.npm-global/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
7source ~/.zshrc方法B:sudoを使う(非推奨だが手軽)
1sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-codesudo はパスワードを求められます。方法Aの方が安全ですが、急いでいる場合は方法Bでも問題ありません。
1node --version
2# v14.17.0 ← 古い!Claude Codeなどの最新ツールは、Node.js 18以上を要求することが多いです。
対処法:
1# nvmを使っている場合
2nvm install --lts
3nvm use --ltsnpm install でエラーが出る1npm install
2# npm ERR! code ERESOLVE
3# npm ERR! ERESOLVE unable to resolve dependency tree原因: パッケージ間のバージョンの競合
対処法:
1# キャッシュをクリアしてからやり直す
2npm cache clean --force
3npm install
4
5# それでもダメな場合は、node_modulesを削除してやり直す
6rm -rf node_modules package-lock.json
7npm install企業や学校のネットワークでは、プロキシ設定が必要な場合があります。
1# プロキシを設定
2npm config set proxy http://proxy.example.com:8080
3npm config set https-proxy http://proxy.example.com:8080
4
5# プロキシ設定を解除したいとき
6npm config delete proxy
7npm config delete https-proxy1. Node.js = JavaScriptをパソコン上で動かすための実行環境
2. npm = JavaScriptのパッケージマネージャー(開発者向けアプリストア)
3. Claude Codeなどの最新AI開発ツールはNode.jsの上で動いている
4. Node.jsをインストールするとnpmも自動で入る
5. インストールは公式サイトのLTS版を選ぶのが鉄則
1# バージョン確認
2node --version
3npm --version
4
5# Claude Codeのインストール
6npm install -g @anthropic-ai/claude-code
7
8# プロジェクトの初期化
9npm init -y
10
11# パッケージのインストール
12npm install パッケージ名 # ローカル
13npm install -g パッケージ名 # グローバル
14
15# パッケージの削除
16npm uninstall パッケージ名
17
18# インストール済み一覧
19npm list --depth=0
20npm list -g --depth=0
21
22# パッケージの更新
23npm update11. https://nodejs.org/ にアクセス
22. LTS版をダウンロード
33. インストーラーを実行(デフォルト設定でOK)
44. ターミナルを開いて確認:
5 - node --version
6 - npm --version
75. 完了!Node.jsのインストールが完了したら、いよいよClaude Codeの導入です。
1# Claude Codeのインストール
2npm install -g @anthropic-ai/claude-code
3
4# Claude Codeの起動
5claudeNode.jsという土台が整ったことで、Claude Codeをはじめとする様々なAI開発ツールを自由に使えるようになりました。
プログラミングの世界は、環境構築さえ乗り越えれば、あとはAIの力を借りてどんどん進んでいけます。この記事でNode.jsの準備ができたあなたは、もう最初の壁を越えました。
さあ、AIと一緒にプログラミングを始めましょう!

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